「災害対応運営ゲーム(SUG)実践研修」を開催しました


 倉野康彦講師(SUG開発者、HUGのわ主宰)指導の下、以下のとおり、研修を実施しました。
 ・SUGの概要について、講師が説明
 大規模地震等の災害発生時、自主防災組織が被害状況を把握(地図に被害状況を記入、世帯名簿(一覧表)に被害状況を記入、掲示板に主要被害状況を記入)。
 地図・一覧表・掲示板を確認すれば、後から災害対応に参加した場合でも被害状況などの把握が容易にでき、自治体による状況把握の円滑化に寄与。
 具体的には、
 ・建物について、全壊・半壊・無事の判別
 ・年令・性別を仮定した住人について、負傷・無事・不在の判別
 ・住宅に取り残された負傷者に対し、救出要員・使用器材の選定
・道路に亀裂が入った場所への立入禁止措置のための派遣要員・使用器材の選定 等
 グループ内で役割分担をし、刻々と変化する状況を、地図・一覧表・掲示板に記載していく。
ミニゲームの実施
 研修参加者を5班(全てが現場の情報収集チームと仮定)に分け、4世帯の地域と仮定し、ミニゲームを実施。
ハーフゲームの実施 
 研修参加者を5班に(現場の情報収集チーム4班と本部の情報チーム1班)に分け、8世帯の地域と仮定し、ハーフゲームを実施。
 現場と本部は別会議室とし、トランシーバー等により状況報告を実施。

 当該研修を実施したことにより、以下の点を再認識しました。
 ・トランシーバーを使用して状況報告する際、簡潔・明瞭であることが必要
 ・人的被害の把握と対応が最優先

「災害対応運営ゲーム(SUG)実践研修」を開催しました
「災害対応運営ゲーム(SUG)実践研修」を開催しました
  • 日時:2025年9月20日(土)13:15~16:30
  • 場所:さいたま市大宮ワークプラザ
  • 参加者:19人